最も取り組みやすいのは卸電力市場(JEPX)での売買差額で収益を得る方法(アービトラージ)です。電力が安価な時間帯に市場から購入・充電しておき、需要が増えて供給力が不足し電力が値上がりするタイミングで放電・売却することで利益を得ます。売買する電力の「量」と「市場価格の値差」によって収益を得るビジネスです。
アービトラージは、3つの収益化方法の中では比較的手続き等が少なく済み、参入障壁が低いといえます。
ただし、JEPX市場への参入には価格や需要を予測する専門的な知見が必要不可欠であり、市場での売り買いのタイミングを逃さない運用技術も必要となります。そのため、信頼できる事業者に系統用蓄電池の運用を委託することが現実的です。